受賞者

岡山大学大学院医歯薬学総合研究科歯科薬理学   小野 喜章

経歴

平成26年3月  岡山大学歯学部歯学科 卒業
平成27年4月  岡山大学病院 口腔外科(病態系) 入局
平成27年4月〜 岡山大学大学院医歯薬総合研究科 口腔顎顔面外科学分野
平成28年4月〜 岡山大学大学院医歯薬総合研究科 歯科薬理学分野
現在に至る

所属学会

日本癌学会、日本分子生物学会、日本臨床ストレス応答学会、日本細胞外小胞学会(JSEV)、日本口腔外科学会、日本口腔腫瘍学会

コメント

この度は、第12回日本臨床ストレス応答学会で「若手研究奨励賞」という栄誉ある賞を頂くことができ、大変嬉しく思っております。 日頃より、本研究を指導してくださっている当分野の江口先生をはじめとした研究室の皆様のご指導によるものと心から感謝しております。また、本発表を評価頂いた選考委員の先生方、学会関係者の皆様方に深く感謝申し上げます。

本研究は、様々な分子シャペロンが高転移性口腔癌細胞由来のエクソソームに内包されており、その転移性に大きな関わりをもつ可能性を示唆している、という内容であります。本研究を通して、未だ有効なバイオマーカーが見つかっていない口腔癌のリンパ節転移に対して、その早期診断への有用性に少しでも貢献できればと考えております。

研究を初めてからの月日も浅く、研究者としてまだまだ未熟者ではありますが、今回の受賞を一つの励みとし、これからも一層精進する所存でございます。