大会のご案内

ホーム > 大会のご案内

大会のご案内

第12回臨床ストレス応答学会大会
会期
2017年11月4日(土)〜5日(日)
会場

東京女子医科大学河田町キャンパス内

大会長
柴田 亮行(東京女子医科大学・教授)

開催の目的と意義

臨床ストレス応答学会は、生体に降り注ぐストレスに対して生体が発生する様々な応答の分子メカニズムを明らかにすることにより臨床研究に繋げるという目的を掲げ、1996年に立ち上げられた臨床ストレス蛋白質研究会を母体としています。そしてその後、より広範なストレス応答を対象とし、より多くの基礎および臨床研究者あるいは医療および社会への適用を目指す方々の学術交流の場を目指して、2006年に学会へと発展しました。

ヒトを含む生物は常日頃、個体ないし細胞レベルで種々のストレスに曝されており、これに反応する形で生物はストレス応答を発生させます。的確なストレス応答は本来、生体機能の恒常性を維持するために必要不可欠ですが、異常なストレス応答は疾患の病因と病態メカニズムに密接に関与していることが明らかになりつつあります。対象となる疾患は、生活習慣病や悪性新生物などのcommon diseasesからいわゆる難病を含む稀少疾患rare diseasesまで多岐に亘ります。ストレス応答を惹き起こす要因は、先天的ないし遺伝的なものと生後の生活環境によって惹き起こされる後天的なものとに大別されますが、生活習慣病のように両者が重なることで生じる疾患病態は少なくありません。

2017年の学術集会では、二つのシンポジウム(①神経変性疾患における異常蛋白の毒性,蓄積および伝播、②鉄過剰ストレスに起因する疾患病態)を企画し、本学会のミッションである純粋な基礎研究と臨床応用に繋げる橋渡し研究の最前線を専門家に語っていただき、活発な議論の場にしたいと考えております。ランチョンセミナーでは、脳梗塞急性期の病態研究と治療開発の最前線について専門家にご講演をしていただく予定です。また、カリフォルニア大学サンジエゴ校のポール・S・ミシェル教授をお招きして、WHO主導で脳腫瘍診断に遺伝子解析が必須事項となったものの、テイラーメイド治療が十分に確立したとは言えない現状を踏まえ、脳腫瘍の細胞内代謝とエピジェネティクスおよび新規治療標的分子について特別講演をしていただく予定です。

 

開催日程の概要 (2017/10/12更新)

2017年11月4日(土)

受付開始(11:00 – )

幹事会(11:30 – 12:30)

開会挨拶(13:00 – 13:05)

セッション1(13:05 – 13:45)
セッション2(13:55 – 14:45)

若手研究奨励賞候補者ショートプレゼンテーション(14:55 – 15:45)
ポスター会場自由討論 (15:45 – 16:00)

シンポジウム1 (16:00 – 18:30)
「神経変性疾患における異常蛋白質の毒性、蓄積および伝播」

(5名)

 タウ、α シヌクレインの伝播
 長谷川 成人(東京都医学総合研究所 認知症・高次脳機能研究分野)

 神経変性疾患関連タンパク質の細胞外分泌
 山田 薫(東京大学大学院医学系研究科神経病理学分野)

 アミロイド β と糖尿病
 里 直行(国立長寿医療研究センター分子基盤研究部・大阪大学連携大学院加齢神経医学)

 パーキンソン病における α シヌクレイン-脂質相互作用の役割
 鈴木 マリ、ほか(東京都医学総合研究所 運動・感覚システム研究分野)

 感染するプリオン、感染しないプリオン
 北本 哲之(東北大学大学院医学系研究科病態神経学分野)

懇親会、若手研究奨励賞発表 (18:45 – 20:45)

 
2017年11月5日(日)

セッション3(8:30 – 9:10)

シンポジウム2 (9:10 – 11:40)
「鉄過剰ストレスに起因する疾病病態」

(5名)

 ALS における可溶鉄増加とグルタミン酸毒性
 柴田 亮行(東東京女子医科大学病理学第一講座)

 NASH/C 型肝炎における鉄過剰
 宮西 浩嗣(札幌医科大学医学部腫瘍内科学講座)

 発がんの根元的原因としての過剰鉄
 豊國 伸哉(名古屋大学大学院医学系研究科病理病態学講座生体反応病理学・分子病理診断学)

 鉄芽球性貧血の病態
 張替 秀郎(東北大学大学院医学系研究科血液免疫病学分野)

 本邦のヘモクロマトーシス
 川端 浩(金沢医科大学血液免疫内科学)

評議員会・総会 (11:40 – 12:00)

ランチョンセミナー(12:10 – 13:10)

脳梗塞に対するトランスレーショナルリサーチ -アカデミア発創薬の課題-
下畑 享良(岐阜大学大学院医学系研究科神経内科老年学分野教授)
共催:協和発酵キリン

セッション4(13:20 – 14:00)
セッション5(14:00 – 14:50)

特別講演 (15:00 – 16:00)
「Targeting metabolic co-dependencies in cancer-leveraging biological stress adaptations to generate therapeutic vulnerabilities」
Paul S. Mischel, M.D. (Member and Head, Laboratory of Molecular Pathology, Ludwig Institute for Cancer Research; Professor of Pathology & Moores Cancer Center, UCSD)

閉会の挨拶 (16:05)

 

大会の運営

(1)大会実行委員

委員長: 柴田 亮行(東京女子医科大学病理学第一講座)
委員:
跡見 順子(東京農工大学大学院工学府応用化学有機材料化学)
市原 淳弘(東京女子医科大学高血圧内分泌内科学講座)
鵜殿 平一郎(岡山大学大学院医歯薬総合研究科免疫学)
川俣 貴一(東京女子医科大学脳神経外科学講座)
北川 一夫(東京女子医科大学神経内科学講座)
徳永 文稔(大阪市立大学大学院医学研究科分子病態学)
豊國 伸哉(名古屋大学大学院医学系研究科生体反応病理学)
鳥越 俊彦(札幌医科大学医学部病理学第一講座)
中井 彰(山口大学大学院医学系研究科医科学分野)
永井 義隆(大阪大学大学院医学系研究科神経難病認知症探索治療学)
松岡 雅人 (東京女子医科大学衛生学公衆衛生学(一)講座)
養王田 正文(東京農工大学大学院工学府生命工学)
渡部 和彦(杏林大学保健学部臨床検査技術学科神経病理学)

 

参加登録

【参加費】
大会参加費 一般 5,000円、学生 2,000円
懇親会費 一般 5,000円、学生 2,000円
参加費及び懇親会日は当日会場受付にてお支払いください。

大会事務局

第12回臨床ストレス応答学会大会事務局
〒162-8666 東京都新宿区河田町8-1
東京女子医科大学病理学第一講座
Tel: 03-3353-8112(ext. 22231〜3), Fax: 03-5269-7408

学会事務局
札幌医科大学医学部病理学第一講座
E-mail: BSSR@sapmed.ac.jp