受賞者

徳島大学疾患プロテオゲノム研究センター生体機能分野 三宅 雅人

経歴

2005年 東北大学農学部 卒業
2010年 東北大学大学院博士課程修了 農学博士
2011年 徳島大学疾患ゲノム研究センター 特任助教
2013年 徳島大学疾患プロテオゲノム研究センター 助教

所属学会

臨床ストレス応答学会、日本薬学会、日本分子生物学会など

コメント

このたび、第10回臨床ストレス応答学会若手研究奨励賞を授与頂き、大変嬉しく光栄に存じます。本発表を評価頂いた選考委員の先生方ならびに関係諸先生方に厚く御礼申し上げます。

私は、2011年より徳島大学疾患ゲノム研究センターの親泊研究室に参加させていただき、主に糖尿病の発症と悪化における小胞体ストレスの関与について研究してまいりました。
本大会において私は小胞体ストレスを標的とした膵β細胞での新規化合物の同定について発表させていただきました。

本研究では小胞体ストレス応答を利用したスクリーニング系の構築を行い、新規な小胞体ストレス制御化合物を同定して培養細胞、糖尿病モデルマウスでの作用を明らかにすることが出来ました。
一方で、学会中にご質問いただいたようにこの化合物の作用の詳細な分子メカニズムやマウスなど個体レベルでの副作用についての検討は十分ではありません。
賞を頂いたことを励みに、今後さらなる解析を行って明らかにしたいと考えております。

この栄誉はひとえに親泊教授のご指導、研究室のメンバーや共同研究者のご支援、また本学会の皆様を含め様々な方々のご助言によるものと、あらためて感謝申し上げる次第でございます。
この受賞を励みに、今後も本研究に留まらず基礎的な小胞体ストレス応答の分子メカニズムや疾患への関与の解明と得られた知見に基づいた臨床に向けた創薬研究を展開していき、ストレス応答と臨床をつなげる本学会のテーマに少しでも貢献できるよう努力して参りたいと存じます。

皆様のご期待に沿えるよう、なおいっそうの努力を重ねる所存でございますので、なにとぞ引き続きご指導ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。