開催スケジュール
2014年11月1日(土)
開会挨拶(大会長:鵜殿平一郎)
セッション1 酸化ストレス・ストレス応答
座長 : 鳥越俊彦(札幌医科大学医学部) 藤田潤(京都大学大学院)
1. | 還元型コエンザイム Q10 の抗老化メカニズムの解明 ̶培養細胞を用いた解析̶ 徐哲、田耕、澤下仁子、森政之、樋口京一 信州大学大学院 医学系研究科 疾患予防医科学系 加齢生物学、他 |
2. | Integrated stress response を担う第 5 の eIF2αキナーゼが存在する可能性の CRISPR/Cas9 システ ムを用いた検証 谷内秀輔、三宅雅人、津川和江、親泊政一 徳島大学疾患プロテオゲノム研究センター生体機能分野 |
3. | ヘムオキシゲナーゼ1の熱ショック応答 井上幸江、久保貴紀、赤木玲子 安田女子大学・薬学部 |
4. | 酵母 HSP 遺伝子の転写において転写コアクチベータの必要性は HSE 配列によって変化する 松尾由美、小川真実、橋川成美、橋川直也 岡山理科大学大学院理学研究科 |
5. | Hsp90α欠損マウスの雄性生殖細胞の解析 一柳朋子、一柳健司、佐々木裕之、鵜殿平一郎 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科免疫学分野、他 |
セッション2 小胞体ストレス
座長 : 岩脇隆夫(群馬大学)
青江知彦(千葉大学医学部)
7. | インスリン生合成に必要な膵臓ベータ細胞における eIF2αキナーゼとホスファターゼのバランス機 構 岩脇隆夫、赤井良子、細田章、徳田美緒 群馬大学・先端科学研究指導者育成ユニット、他 |
8. | 飽和脂肪酸は膵β細胞の小胞体膜の組成を変化させ、PERK 経路の活性化による翻訳抑制を介してイ ンスリン分泌を低下させる 倉橋清衛、森智子、宮本千伸、津川和江、親泊美帆、高原一菜、佐藤亮祐、木村寿子、三宅雅人、 松本俊夫、親泊政一 徳島大学 疾患プロテオゲノム研究センター 生体機能分野、他 |
9. | CRISPR/Cas9 を用いた小胞体ストレス応答伝達タンパク質の検証 張君、三宅雅人、津川和江、親泊政一 徳島大学 疾患プロテオゲノム研究センター 生体機能分野 |
10. | 老化・疾患による小胞体レドックス恒常性の低下 森戸大介、Janine Kirstein-Miles、垣花太一、杉原宗親、Mark S. Hipp、F. Ulrich Hartl、 Richard I. Morimoto、永田和宏 京都産業大学 総合生命科学部、他 |
11. | 吸入麻酔薬による神経障害に対する小胞体ストレスの影響 青江知彦、小見田真理、神久代 東京女子医科大学八千代医療センター麻酔科 |
<休憩5分>
セッション3 ユビキチン化・タンパク質凝集
座長 : 久保田広志(秋田大学理工学部) ・足立弘明(産業医科大学医学部)
12. | Hsp90/CHIP 複合体と Hsc70/CHIP が基質タンパク質のユビキチン化に与える影響 山崎千尋、兼澤弥咲、加藤大輝、鵜殿平一郎 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 免疫学分野 |
13. | 異常タンパク質の細胞内における脱凝集過程の解析 勝木莉子、田村拓、北村朗、金城政孝、久保田広志 秋田大学工学資源学部生命化学科、他 |
14. | プレフォルディンとの協調作用におけるグループ II 型シャペロニン C 末端の機能解明 養王田正文、座古保、藤井冴郁、Muhamad Sahlan、Phan The Tai、酒井光太郎、山本陽平、 前田瑞夫 農工大・院工・生命工、他 |
15. | Optineurin による NF-κB シグナル制御の細胞機構と疾患 及川大輔、石井亮平、中澤世識、石谷隆一郎、濡木理、徳永文稔 群馬大・生体調節研・分子細胞制御、他 |
<休憩5分>
セッション4 癌・炎症・免疫 ̶1
座長 : 養王田正文(東京農工大学大学院)・大塚健三(中部大学応用生物学部)
16. | 肺がん幹細胞は酸化ストレスに起因するエピジェネティックな制御によりその形質を変化させる 西條浩、廣橋良彦、高谷あかり、塩野谷洋輔、堀部亮多、鳥越俊彦、高橋弘毅、佐藤昇志 札幌医科大学 医学部 病理学第一講座、他 |
17. | 熱ショック転写因子(HSF1)は in vitro、in vivo においてヒトメラノーマ細胞の遊走能、浸潤能の 維持に必要である 中村好貴、藤本充章、福島園子、中村有希子、中井彰、武藤正彦 山口大学大学院医学系研究科皮膚科学分野、他 |
18. | p53 の機能喪失は IRE1/XBP1 経路の活性化を誘導し、癌細胞における小胞体の機能を亢進させる。 難波卓司 高知大学総合研究センター |
19. | 腫瘍に高発現する酸化酵素 ERO1-αは、腫瘍増殖環境を整える 田中努、田村保明、梶原敏充、鳥越俊彦、岡本芳晴、佐藤昇志 札幌医科大学 医学部 病理学第一講座、他 |
20. | 2型糖尿病薬メトホルミンの腫瘍局所における CD8 T 細胞疲弊解除 榮川伸吾 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科免疫学 |
<休憩8分>
ランチョンセミナー1 ソニー株式会社共催
SONY製品セミナー:「スペクトル型フローサイトメーターを使用した血球系細胞の解析例」
ランチョンセミナー:座長 : 樋口京一(信州大学大学院)
座長 : 樋口京一(信州大学大学院)
「分子シャペロンインスパイアード材料の開発と医療応用」
秋吉一成 先生
京都大学大学院工学研究科
評議員会・総会
若手研究奨励賞応募演題 ポスター発表
演題:自由討論
<休憩5分>
シンポジウム1 オルガネラストレスとエピジェネティクス 座長 : 中井彰(山口大学大学院)
森和俊(京都大学大学院)
「神経変性疾患でのエピゲノム異常」
岩田淳 先生
東京大学医学部附属病院 神経内科 さきがけ研究員
「エピジェネティクス修飾異常に伴う“痛みの細胞記憶”の形成」
成田年 先生
星薬科大学 薬理学教室
「小胞体ストレスと神経細胞死」
一條秀憲 先生
東京大学大学院薬学系研究科 細胞情報学教室
<休憩5分>
「「2 型糖尿病と血管傷害における小胞体ストレス」
古橋眞人 先生
札幌医科大学 循環器・腎臓・代謝内分泌内科学講座
「リン脂質メチル化を介した選択的ミトコンドリア分解の制御」
岡本浩二 先生
大阪大学大学院生命機能研究科
<休憩10分>
特別講演1
座長 : 鵜殿平一郎(岡山大学大学院)
「Integrating UPR, inflammation and cancer immunity」
Dr. Zihai Li
Medical University of South Carolina
<休憩・移動>
懇親会
若手研究奨励賞表彰式
2014年11月2日(日)
セッション5 癌・炎症・免疫 ̶2
座長 : 田村保明(北海道大学フート&メディカルイノベーション推進本部)
桑野由紀(徳島大学大学院)
21. | 上皮間葉移行モデルの構築とメカニズム解析 西田憲生、狩野静香、板井美樹、藤田絹代、佐竹譲、成戸卓也、桑野由紀、六反一仁 徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部ストレス制御医学分野 |
22. | 非コード RNA(T-UCR)を介した大腸がんの細胞増殖メカニズムの検討 桑野由紀、梶田敬介、佐竹譲、狩野静香、藤田絹代、板井美樹、西田憲生、成戸卓也、六反一仁 徳島大学大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部・ストレス制御医学分野 |
23. | 腫瘍に高発現する酸化酵素 ERO1-αは、がん幹細胞形質の維持に関与する 田村保明、田中努、梶原敏充、鳥越俊彦、岡本芳晴、佐藤昇志 北海道大学 フート&メディカルイノーべーション推進本部 難治性疾患治療部門、他 |
24. | 小胞体ストレスにより癌細胞アポトーシスを誘導する REIC/Dkk-3 遺伝子治療が抗腫瘍免疫に及ぼ す影響の検討 有吉勇一、定平卓也、渡部昌実、那須保友、榮川伸吾、山﨑千尋、一柳朋子、鵜殿平一郎、公文裕巳 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科泌尿器病態学、他 |
25. | ほ乳類低温ショックタンパク質 Cirp は炎症反応を増悪させる 藤田潤 京都大学医学研究科 分子病診療学 |
<休憩5分>
2014年11月2日(日)
Short talks Bridges to Clinics
座長 : 伊藤英晃(秋田大学大学院
26. | 酵素処理アスパラガス抽出物(ETAS)のストレス応答物質に対する有効性に関する臨床試験 高成準、三浦健人、久島達也 株式会社アミノアップ化学 研究部、他 |
27. | 全身性エリテマトーデス(SLE)患者の末梢血単核球(PBMC)における microRNA miR-155, 17, 181b の発現低下と,interferon (IFN)-α,activation-induced cytidine deaminase (AID)の mRNA 発現亢 進 面川歩、小松田敦、伊藤貢、手島和暁、田川博之、廣川誠、涌井秀樹 秋田大学大学院医学系研究科 総合診療・検査診断学、他 |
28. | IgA 関連糸球体疾患における IgA 型抗分子シャペロン自己抗体 小原綾乃、三瓶杏、小松田敦、布村渉、涌井秀樹 秋田大学大学院医学系研究科 血液・腎・膠原病内科学、他 |
<休憩7分>
シンポジウム2(公開) ストレスと免疫・癌・炎症
座長 : 親泊政一(徳島大学疾患プロテオゲノム研究センター)
徳永文稔(群馬大学生体調節研究所)
「敗血症における循環血中好中球の動態と新規治療法の提案」
西堀正洋 先生
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 薬理学
「がん幹細胞における細胞ストレス応答機構の特性」
鳥越俊彦 先生
札幌医科大学医学部病理学第一講座
「Toll 様受容体の活性制御機構とその破綻」
三宅健介 先生
東京大学医科学研究所 感染遺伝学分野
「ミスフォールドタンパク質の細胞内動態制御機構」
村田茂穂 先生
東京大学大学院薬学系研究科
「エネルギーセンサーを介したストレス応答と腫瘍免疫の関わり」
鵜殿平一郎 先生
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 免疫学分野
<休憩10分>
特別講演2
座長 : 佐藤昇志(札幌医科大学医学部)
「オートファジーの破綻によるミトコンドリアストレスと肝癌・神経変性疾患」
田中啓二 先生
東京都医学総合研究所
<休憩10分>
ランチョンセミナー2 <杏林製薬株式会社共催>
座長 : 豊岡伸一(岡山大学大学院)
「ナノバイオ標的医療の展開とストレス応答」
公文裕巳 先生
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
<休憩10分>
閉会挨拶(学会長:鵜殿平一郎)