受賞者
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻 腫瘍制御学講座 免疫学分野 西田 充香子
経歴
平成21年3月 神戸学院大学薬学部薬学科 卒業
平成23年3月 神戸学院大学大学院薬学研究科修士課程(薬学) 修了
平成28年3月 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科博士課程(医学) 修了
平成28年4月 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科免疫学分野 非常勤研究員
現在に至る
所属学会
日本免疫学会、日本がん免疫学会、日本癌学会、日本臨床ストレス応答学会
コメント
第11回日本臨床ストレス応答学会で若手研究奨励賞を頂くことができ、大変嬉しく思います。 これも、鵜殿先生をはじめ、研究室の皆様のご指導によるものと心から感謝しております。
私は現在、免疫を介した有効ながん治療を目指して、2型糖尿病治療薬であるメトホルミンを用いて、免疫チェックポイント分子阻害剤とメトホルミンの併用による抗腫瘍効果の研究に従事しています。その研究の過程でメトホルミンによる抗腫瘍効果の発揮には酸化ストレスが関与している可能性があることを見出し、この度、発表させていただきました。まだまだこれから深く検討していく必要があると思いますが、ストレスが免疫系を駆動させ抗腫瘍効果につながるというのは大変興味深いところだと思いますので 私自身、この賞を励みになお一層、気持ちを引き締めてこれからも研究活動に邁進していきたいと思います。本当にありがとうございました。