受賞者

大阪大学医学系研究科神経難病認知症探索治療学寄附講座   小澤 大作

経歴

2009年3月 大阪大学大学院理学研究科生物科学専攻博士課程 修了
2009年4月 福井大学医学部医学科病因病態医学講座分子病理学領域 特命助教
2012年4月 福井大学テニュアトラック推進本部 助教
2016年8月 大阪大学大学院医学系研究科神経難病認知症探索治療学寄附講座 特任助教
現在に至る

所属学会

日本臨床ストレス応答学会、日本蛋白質科学会、日本神経学会 など

コメント

この度は、第14回日本臨床ストレス応答学会若手研究奨励賞に選出して頂きまして、誠にありがとうございます。大会長の徳永文稔先生ならびに審査員の先生方に厚く御礼申し上げます。

今回の発表では、プリオン仮説の未解決課題である蛋白質モノマー間での異常構造伝播を実証するということを目的とした研究を発表させて頂きました。神経変性疾患に共通する現象かもしれないこの仮説を明らかにすることは、神経変性疾患の治療・予防法の開発につながるものと期待しています。

若手研究奨励賞を頂けるようなこのような研究ができたのは、永井義隆教授をはじめ研究室の皆様や共同研究者の皆様のご指導、ご協力の賜物です。この場を借りて改めて感謝申し上げます。この賞を励みにこれからも研究活動に邁進していきたいと思います。本当にありがとうございました。