受賞者

大阪大学大学院薬学研究科先制心身医薬学寄附講座   羽根 雅人

経歴

2014年4月 横浜市立大学国際総合科学部国際総合科学科国際教養学系 入学
2018年3月 横浜市立大学国際総合科学部国際総合科学科理学系生命医科学コース 卒業
2018年4月 大阪大学大学院薬学研究科創成薬学専攻 入学、先制心身医薬学寄附講座 所属
現在に至る

所属学会

日本臨床ストレス応答学会、日本分子生物学会

コメント

第14回日本臨床ストレス応答学会大会にて若手研究奨励賞という栄誉ある賞を頂き たいへん嬉しく存じます。本発表を評価頂いた選考委員の先生方、学会関係者の皆様方に 深く感謝申し上げます。

本発表は、ストレス等で分泌される神経伝達物質であるアドレナリンにより、マクロファージから分泌されるサイトカイン種が変化することを示したものです。私としては生体のストレス応答と免疫応答とのクロストークの一端を明らかにする研究であると考えています。中枢で受容される精神的ストレスが、脳機能だけでなく末梢にまで影響を与えることに面白さを感じています。生まれ育った関東を離れ、大阪大の大学院に進学し、1年半進めてきた研究が評価いただけたことがとても嬉しく思います。

最後に、日頃より本研究を指導してくださっている当分野の関山先生、笠原先生、ならびに研究室の皆様、ご支援いただいた方々にこの場をお借りしてあらためて感謝申し上げます。この賞を励みに今後も一層の努力を重ね、科学を通じて人々の健康に貢献できるようになりたいと思います。よろしくお願い申し上げます。