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年別アーカイブ: 2015年
大会スケジュール
13:00 開会挨拶(大会長)
13:04〜13:58 一般口演 (若手研究奨励賞応募演題)
14:05〜14:55 ポスタープレビュー
15:00〜16:30 ポスターセッション
16:40〜18:30 特別講演
講演 |
遠藤 章 東京農工大学特別栄誉教授 (2008年 ラスカー・ドゥベーキー臨床医学研究賞受賞 ) |
講演II | 森 和俊 京都大学大学院 教授 (2014年 アルバート・ラスカー基礎医学研究賞受賞賞 ) |
8:30〜9:24 一般口演(セッション2)
9:30〜10:30 Bridges to Clinics
10:35〜11:30 一般口演(セッション3)
11:35〜11:55 評議員会、総会
12:00〜13:00 ランチョンセミナー(北海道システムサイエンス共催)
講師: 秋光 信佳 東京大学アイソトープセンター
13:00〜15:00 シンポジウム 「RNAストレスとシャペロン療法」
演者1 稲田 利文 東北大学大学院薬学研究科
演者2 廣瀬 徹郎 北海道大学遺伝子病制御研究所
演者3 石黒 太郎 東京医科歯科大学大学院脳神経病態学
演者4 深田 優子 自然科学研究機構生理研生体膜
演者5 難波 栄二 鳥取大学生命機能研究支援センター
15:00〜16:00 特別講演
講演III Professor Harm H. Kampinga
(University of Groningen, The Netherlands)
16:00 閉会あいさつ(大会長)
受賞者
山本悠太
学歴
- 平成16年3月31日
- 北海道大学薬学部総合薬学科卒業
- 平成16年4月1日
- 京都大学大学院薬学研究科生命薬化学専攻入学
- 平成18年3月31日
- 京都大学大学院薬学研究科生命薬化学専攻修了
- 平成18年4月1日
- 徳島大学大学院医科学教育部プロテオミクス医科学専攻
(ストレス制御医学分野)入学 - 平成22年3月31日
- 徳島大学大学院医科学教育部プロテオミクス医科学専攻
(ストレス制御医学分野)修了
職歴
2010年4月 和歌山県立医科大学医学部解剖学第一教室 助教として着任
所属学会
日本臨床ストレス応答学会
日本解剖学会
日本神経科学会
日本分子生物学会
日本生物学的精神医学会
THE INTERNATIONAL “STRESS AND BEHAVIOR” SOCIETY
専門領域
解剖学、創薬科学、行動生理学、システムバイオロジー
コメント
この度は私共の研究を第10回日本臨床ストレス応答学会・若手奨励賞に選出していただき誠にありがとうございました。
大変光栄に存じており、今後とも研究に邁進していきたいと思っております。
本研究は、ランソプラゾールが抗酸化ストレスタンパク質の転写因子であるNrf2の発現を誘導することにより抗酸化タンパク質の発現を増加させ急性肝炎モデルにおいて肝保護効果示しました。
さらに未だ治療薬の確立されてない非アルコール性脂肪肝炎(NASH)モデルにおいても病態進行を抑制する効果を示しております。
ランソプラゾールは特許の切れた医薬品ではある反面、安全性が十分に担保された薬であります。
抗酸化ストレスタンパク質誘導薬の創薬は盛んに行われていますが、安全性の面が未だクリアーできておりません。
このため今後は本研究を臨床試験に移し、有効性を確認することが重要な課題となると確信しており、成果をまた本学会で発表していければと思っております。
受賞者
増井憲太(東京女子医科大学病理学第一講座)
生年月日 昭和52年10月3日 38歳
学歴・職歴
- 2003年
- 長崎大学医学部医学科 卒業
- 2003年
- 長崎大学医学部・歯学部付属病院 研修医
- 2004年
- 日本赤十字社長崎原爆病院 研修医
- 2006年
- 九州大学大学院医学系学府 機能制御医学専攻博士課程(神経病理学)
- 2010年
- 九州大学病院病理部 医員
- 2011年
- David Geffen School of Medicine at UCLA (Post-doctoral Scholar)
- 2012年
- Ludwig Institute for Cancer Research at UCSD (Post-doctoral Scholar)
- 2014年
- 公益財団法人東京都医学総合研究所 神経病理解析室 主席研究員
- 2015年
- 現職(東京女子医科大学病理学第一講座 助教)
所属学会
日本病理学会、日本神経病理学会、日本脳腫瘍病理学会、日本脳腫瘍学会、日本臨床ストレス応答学会
専門領域
神経病理学、脳腫瘍の分子病理
コメント
このたびは栄誉ある賞を頂き大変光栄に存じます。
審査員の方々、ならびに研究を支援していただいております柴田亮行教授をはじめとする東京女子医科大学第一病理学の皆さま、さらには共同研究者の方々に厚くお礼申し上げます。
様々な分野の基礎および臨床研究者の方々から、私がこれまで一貫して行ってきた癌と代謝の研究についての意義を評価していただき、大変うれしく思っております。
それと同時に、学会に参加された皆さまの、基礎の分子・細胞レベルから臨床へとつながる素晴らしい研究の数々を拝見し、大変刺激を受けた次第です。本受賞の名に恥じることのないよう、今後とも研究に邁進し、脳腫瘍の患者様へわれわれの研究成果を治療として届けることができるよう努力していきたいと思います。