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受賞者

東京大学大学院新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻
藤岡志歩

経歴

2024年 東京大学大学院新領域創成科学研究科修士課程 入学

所属学会

日本臨床ストレス応答学会

コメント

 このたびは第19回日本臨床ストレス応答学会若手研究奨励賞という大変名誉ある賞に選出いただき、誠に嬉しく光栄に存じます。本研究をご評価いただきました審査員の先生方をはじめとした、本学会関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

 本大会ではがんや自己免疫疾患に関わるストレス応答MAPK経路の制御メカニズムにおいて、明らかになったことを発表いたしました。今後、治療薬の開発など臨床への応用に繋げられるように一層努力して参ります。

 最後に、日頃よりご指導いただいております武川睦寛教授、久保田裕二講師、平沼亮祐助教、渡海紀子技術専門員、研究室の皆様に心より感謝いたします。この賞を励みにこれからも研究に邁進していく所存でございますので、ご指導とご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

受賞者

徳島大学先端酵素学研究所生体機能学分野
濱田良真

経歴

2013年 徳島大学大学院先端技術科学教育部環境創成工学専攻 修了
2014年 日本学術振興会特別研究員(DC2)
2016年 岡山大学大学院自然科学研究科地球生命物質科学専攻 修了
2016年 岡山大学医歯薬学総合研究科細胞組織学教室 客員研究員
2016年 岡山大学ナノバイオ標的医療センター 研究員
2016年 徳島大学先端酵素学研究所生体機能学分野 特任研究員
2019年 徳島大学先端酵素学研究所生体機能学分野 助教

所属学会

日本臨床ストレス応答学会

コメント

 このたびは第19回日本臨床ストレス応答学会大会において若手研究奨励賞に選出いただき、誠にありがとうございます。審査員の皆様、大会長の岩脇先生、そして大会運営に携わられたスタッフの皆様に、心より御礼申し上げます。

 私は、親泊研究室で樹立したレポーター細胞とハイコンテンツイメージングアナライザーを組み合わせたスクリーニング系や、統合的ストレス応答に関わるキナーゼKO細胞、病態モデルマウスを用いて研究を進めてきました。その結果、Nigericin化合物がHRIを介した統合的ストレス応答を活性化し、Th17分化および関連疾患を抑制することから、治療薬候補となり得る可能性を見出しました。

 日々の研究を支えてくださった研究室メンバーのご指導・ご助力があってこそ、今回の成果に至ることができました。充実した研究環境と、多くの議論や励ましをいただいたことに深く感謝申し上げます。

 親泊先生が大会長を務められた第17回大会にスタッフとして参加した経験を契機に、「いつか自分の研究をこの場で発表したい」と強く思い、それ以来、研究に向き合ってまいりました。今後も、議論が活発で刺激に富む日本臨床ストレス応答学会大会に継続して参加し、皆様に興味を持っていただける研究成果を発信できるよう、引き続き研鑽を積んでまいります。

 最後になりますが、今回の受賞を励みに、より一層研究に精進し、学術の発展に貢献できるよう努力してまいります。今後ともご指導・ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

受賞者

大阪公立大学大学院医学研究科医化学
清水康平

経歴

2013年 愛媛大学大学院理工学研究科博士課程 修了
2013年 愛媛大学プロテオサイエンスセンター 日本学術振興会特別研究員(PD)
2014年 Harvard Medical School, BIDMC, Research Fellow 海外特別研究員
2017年 東北大学大学院歯学研究科先端再生医学研究センター 助教
2019年 大阪市立大学大学院医学研究科分子病態学 助教
2024年 大阪公立大学大学院医学研究科医化学 講師

所属学会

日本臨床ストレス応答学会、日本Cell Death学会、日本生化学会、日本分子生物学会

コメント

 このたびは第19回日本臨床ストレス応答学会大会の若手研究奨励賞にご選出いただき、大変光栄に存じます。大会長の岩脇隆夫先生ならびに審査員の先生方に厚く御礼申し上げます。また、日頃よりご指導いただいております、徳永文稔先生をはじめ、研究室の皆様、共同研究者の方々に深く感謝申し上げます。

 ネクロプトーシスは、病原体感染や遺伝的要因などによってアポトーシス経路が阻害された際に誘導される炎症性細胞死であり、自然免疫応答に重要な一方、過剰な活性化は炎症性疾患の発症要因となります。本研究では、TNFシグナル経路においてアポトーシスを促進し、ネクロプトーシス依存的な炎症を回避するための新たな分岐点を明らかにし、その破綻が炎症性腸疾患の病態形成に寄与することを示しました。

 この十数年で制御性細胞死の概念は大きく広がり、その分子機構の理解も飛躍的に進んできました。しかし、細胞死経路の複雑なクロストークには、なお未解明の部分が多く残されています。本賞を励みに、今後も基礎から応用へとつながる研究を着実に進めていきたいと考えております。引き続き、ご指導とご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

開催の目的と意義

ストレスというと精神的なものを想像しがちですが、私たちのカラダを構成する細胞にもストレスが生じます。そのストレスは通常なら細胞が持つ防御反応によって速やかに解消されます。しかしストレスが強くて長い場合には、解消されずに疾患の原因になることが分かってきました。また細胞のストレス応答を理解および制御できれば、健康維持に貢献できる医薬などへ発展させられるはずです。それを目標に第19回大会においては「挑戦から飛躍へ」を合い言葉に基礎研究者と臨床研究者が集まって、互いの研究発表について活発に建設的な議論を交わし合います。

 

開催日程の概要(2025/6/17 更新)

2025年11月14日(金)

11:45~     受付(金沢市アートホール ホワイエ)

12:28~12:30 開会挨拶(大会長:岩脇隆夫)

12:30~13:30 一般口演1

13:40~15:20 シンポジウム1「追悼記念シンポジウム:田中啓二先生を偲んで〜丸テーブルの議論から〜」
  • 小松雅明 先生(順天堂大学大学院医学研究科)
  • 木村洋子 先生(静岡大学大学院総合科学技術研究科)
  • 吉田雪子 先生(東京都医学総合研究所)
  • 村田茂穂 先生(東京大学大学院薬学系研究科)

15:30~16:30 特別講演「人工知能の発展と計算生物学の新時代:構造バイオインフォマティクスの革新」
富井健太郎 先生(産業技術総合研究所人工知能研究センター)

16:30~17:00 研究交流会

17:00~18:30 若手口演

2025年11月15日(土)

8:30~      受付(金沢市アートホール ホワイエ)

9:00~10:15  一般口演2

10:25~12:05 シンポジウム2「予防に向けた糖化ストレスの理解:生活習慣病と終末糖化産物」
  • 竹内正義 先生(金沢医科大学総合医学研究所)
  • 坂井亜紀子 先生(金沢医科大学総合医学研究所)
  • 松井孝憲 先生(福井県立大学大学院生物資源学研究科)
  • 山本靖彦 先生(金沢大学大学院医薬保健学総合研究科)

12:15~13:15 ランチセミナー(第一三共ヘルスケア株式会社)

13:15~13:40 評議員会・総会

13:40~13:50 若手賞表彰式

14:00~15:30 一般口演3

15:30~15:32 閉会挨拶(大会長:岩脇隆夫)

 

大会の運営(2025/6/17更新)

大会実行委員

委員長:
岩脇隆夫(金沢医科大学)

委員:
赤井良子(金沢医科大学)
今本尚子(滋慶医療科学大学)
潮田亮(京都産業大学)
鵜殿平一郎(岡山大学)
及川大輔(大阪公立大学)
門脇寿枝(宮崎大学)
木村洋子(静岡大学)
齋藤敦(金沢大学)
坂井亜紀子(金沢医科大学)
永井義隆(近畿大学)
堀修(金沢大学)
養王田正文(東京農工大学)
以上、50音順

 

受賞者

東京農工大学工学府生命工学専攻
橋本薫

経歴

2024年3月~      東京農工大学工学部生命工学科 卒業
2024年4月~      東京農工大学工学府生命工学専攻修士課程 入学

コメント

 この度は第18回日本臨床ストレス応答学会若手研究奨励賞という大変栄誉ある賞にご選出頂き、誠に嬉しく光栄に存じます。大会長の西頭英起先生、ならびに審査員の先生方に厚くお礼を申し上げます。

 本発表は、大腸がん幹細胞に特異的に発現する嗅覚受容体OR7C1の機能について解析したものです。この研究をさらに進めていくことにより、嗅覚受容体OR7C1が大腸がん免疫療法における新規標的になりうると考えております。

 今回若手研究奨励賞を頂いた研究を進めるにあたり、ご指導とご鞭撻を賜りました養王田正文教授に心より感謝申し上げます。また、研究やセミナー発表にあたり、数多くの助言と温かいご指導を賜りました野口恵一教授、篠原恭介准教授に、深く御礼を申し上げます。 また、共同研究をさせていただいております札幌医科大学第一病理講座の鳥越俊彦先生、廣橋良彦先生、水江由佳先生、そして鳥越研究室の皆様にもこの場を借りてお礼申し上げます。誠にありがとうございます。

 最後になりますが、福谷洋介助教には、研究を進めるにあたって多大な助言と丁寧なご指導を賜りました。誠にありがとうございます。

 このような栄誉ある賞をいただけたことを励みに、さらなる発展や成果の社会還元を目指し、より一層邁進していく所存です。

受賞者

京都大学理学部
黒須航太郎

経歴

2020年~      京都大学 理学部 入学

所属学会

臨床ストレス応答学会、日本生化学会、日本分子生物学会、日本糖質学会

コメント

 この度は第18回日本臨床ストレス応答学会若手研究奨励賞に選出していただき、大変光栄に思います。大会長の西頭英起先生ならびに審査員の先生方に厚くお礼申し上げます。また、日頃よりご指導していただいております、森和俊先生、齊藤峻介先生をはじめとする研究室の皆様にも感謝申し上げます。

 私は京都大学高等研究院 森和俊研究室で、小胞体ストレス(構造異常タンパク質の小胞体内蓄積)が関与していることが示唆されている神経変性疾患Seipinopathyについて研究しております。今回の発表では、Seipinopathyの病原変異をノックインした細胞を解析した結果をご報告させていただきました。今回の発表において、臨床系、基礎系の各方面の先生方から貴重なアドバイス、ご意見をいただき、非常に有意義な時間を過ごすことができました。

 Seipinopathyに限らず、神経変性疾患の病態メカニズムには未解明の謎が多く残されており、根本治療が実現できていないのが現状です。今後も、基礎、臨床の両方向からの視点を大切にしながら研究に励んで参りたいと思います。

受賞者

東京科学大学総合研究院高等研究府細胞情報学研究室
小川基行

経歴

2016年3月~      東京大学薬学部薬科学科 卒業
2018年3月~      東京大学大学院薬学系研究科薬科学専攻 修士課程 修了
2021年3月~      東京大学大学院薬学系研究科薬科学専攻 博士課程 修了
2021年4月~2022年3月  日本学術振興会特別研究員PD
2022年4月~2024年3月  東京大学大学院薬学系研究科 特任研究員
2024年4月~2024年12月 順天堂大学薬学部 助教
2025年1月~      東京科学大学総合研究院高等研究府 プロジェクト助教

所属学会

日本臨床ストレス応答学会、日本分子生物学会、日本生化学会、日本細胞生物学会、日本癌学会、日本Cell Death学会

コメント

 この度は、第18回日本臨床ストレス応答学会大会の若手研究奨励賞という大変栄誉ある賞をいただき、大変光栄に存じます。大会長である西頭英起先生、ならびに審査員の先生方に厚く御礼を申し上げます。

 私は、がん変異細胞が周囲の正常細胞の働きで組織から積極的に排除される「がん抑制型細胞競合」という現象を解析しております。今回の発表では、マウスの肝臓を用いてがん変異細胞から分泌される線維芽細胞増殖因子FGF21が細胞競合を介して発がんを抑制することを発表させていただきました。引き続き本研究を発展させ、競合的細胞間相互作用を標的とした新たながん治療戦略の構築につなげていきたいと考えております。

 最後になりましたが、本研究を推進するにあたり多大なるご指導をいただきました一條秀憲先生ならびに名黒功先生にこの場をお借りして深く感謝申し上げます。大会長にお言葉をいただいた通り、本学会に何かしらの形で恩返しができるように、今回の受賞を励みにして引き続き研究に邁進してまいります。